ウェブサイトの必要性!中小企業がウェブサイトを持つべき6つの理由!

ホームページの必要性

インターネット時代の今日、多くの会社がウェブサイトを作成し、運営しています。
しかし、中小企業の一部には未だウェブサイトを作成していないという会社も見受けられます。

今回のエントリーでは、企業経営においてウェブサイトを作成することがいかに重要かについてデータをもとに具体的根拠を示しながらご説明したいと思います。

ウェブサイトは、社会の生活情報インフラだから

年齢層別インターネット利用状況「消費者白書」
平成29年度版「消費者白書」年齢層別インターネットの利用状況

これは平成29年度の消費者白書に掲載されていた2010年と2015年における年齢層別のインターネット利用状況です。

13歳以上50歳までの方はほぼ全ての人がインターネットを利用しているのがわかります。

しかし、それ以上に驚くことは50代の90%以上、60代でも80%近くの人がインターネットを利用しているということです。

つまり、もうほとんどの人がインターネットを生活の一部として利用し、慣れ親しんでいるのです。

例えば、どこかのお宅で夜中にトイレが詰まって流せず困ったとします。20年くらい前だったらタウンページ(覚えてますか?電話帳でいろいろな会社の電話番号が乗っている分厚い本)で水道工事の会社の電話番号を調べて片っ端から電話することでしょう。

しかし、今はサクッとスマホで「水道工事会社」と検索して出てきた会社に連絡をとって一件落着です。

一般の方のインターネットの利用=我々経営者にとってはホームページを通して会社を知ってもらいお問い合わせ頂くということですよね!

ということは、、、

インターネットやウェブサイトが社会の情報インフラとなった現代、企業や店舗が自社のウェブサイトを通して情報発信する手段を持たないということは、お客様にとって存在しないのと同意語。

経営上、極めて大きなリスクを抱えることになると思います。

商品を購入する時、インターネットから情報収集するから

商品やサービスを選ぶときの知識・情報入手先「消費者白書」
平成29年度版「消費者白書」商品やサービスを選ぶときの知識・情報入手先

私達、中小企業のオーナー経営者は自社の商品の販売を通じて社会に貢献し、自社の社員と自分自身の収入を確保しています。

経営をしている以上、商品が売れて収入が入ってこないと存続していけません。

では、市場に認知してもらい商品を購入してもらうにはどうすればよいか?

消費者の多くが「商品やサービスを選ぶときの知識・情報の入手先」をインターネットサイトと答えています。

つまり、ウェブサイトを持たないということは、あなたの会社の商品やサービスを消費者に知らせることすら出来ないことになります。

消費者はあなたの会社の商品を知る機会が無い訳ですから、当然のことながら購入してくれることはあり得ません(汗)

ウェブサイトがないということはこのインターネット時代、ビジネスをしていないのと同様です。

商品を購入する前に会社のウェブサイトを確認する

AISAS
諸費者の購買プロセスの変化(AIDMAからAISAS)

インターネットが普及する前と普及した後とでは消費者の商品購買プロセスが明らかに変化しました。

インターネットが普及するまで、消費者の多くは新聞広告だったり、新聞に折り込まれるチラシ広告を見て欲しいなと思うと店舗に行って比較・検討し、最終的に気に入ったら購入していました。

しかし、インターネットが普及した今日、興味がある商品はとにかく検索して情報を収集します。インターネットで検索してあなたの会社の考え方を調べたり、あなたの会社の評判を調べたり、競合他社の商品と比較・検討して、気に入ったらはじめて購入の行動へ移ります。

つまり、今は検索してウェブサイトを見てもらえなければ商品が売れない時代になって来たのです。

ウェブサイトがないと購買行動をやめてしまうから

消費者の購買行動におけるデジタルメディアの影響力に関する調査結果
購買消費行動におけるデジタルメディアの影響力に関する調査結果

前の項で説明したように、新聞やチラシ、雑誌等を見て気になる商品があった場合、8割以上の方はネットで検索し、商品の情報を収集します。

あなたの会社もあなたの商品も必ず調べられています。

しかし、あなたの会社のウェブサイトがなかったり、素人がつくったような期待を裏切るウェブサイトだったとしたらその段階で商品の購入および情報の収集をやめてしまうと言うアンケート結果が出ています。

ウェブサイトが無いのは話にならないのですが、せっかくホームページを持っていても、素人が創ったようなへんちくりんなホームページだと逆にイメージを損ねてしまうことに繋がります。

そして、ユーザーはその段階で商品の購入を止めてしまうのです。

ウェブサイトを持たねば何も始まらないし、制作するならは、しっかりと考えられたウェブサイトを創ることが重要です。

今やネットから商品を購入するのが当たり前

「消費者購買動向調査」平成24年 経済産業省
通信販売の利用状況「消費者購買動向調査」

一昔前まで、一般の消費者のインターネットに対する信頼性はそれほど高くありませんでした。

注文をしてお金を振り込んだはいいけれど、本当に商品が届くのだろうかと心配する方も多くいました。

しかし、今ではインターネットで商品を購入するのは当たり前となりました。

実際に9割以上の方が何らかの商品をインターネット上で購入した経験があり、その比率はテレビショッピングやカタログ通販よりも断然多くなっています。

今は商品の情報収集だけではなく、商品の購入もインターネットで行うことが当たり前の世の中になりました。(※コロナ禍の現在は更にネット購入率が上がりました。)

しっかりとした情報発信のためのホームページを持つだけでなく、可能であればホームページで商品の注文(企業からすると受注)も出来るようにしたいところですね!

ITに投資する企業は業績が高い

IT活用に関するアンケート調査(2007年11月三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
IT投資の位置づけと過去5年間の企業業績

ここまで説明してきた通り、もはや私達にとってインターネットは無くてはならない存在へとなりました。

もちろん企業経営においてもインターネットへの対応、ウェブサイトによる情報発信は必要不可欠です。

実際にITへの投資の位置づけと企業業績は比例しており、ITへの投資を経営の最重要課題と位置づけている会社の業績は確実に成長している割合が高くなっています。

反面、ITへの投資に消極的な会社は減収傾向になっていることが分かります。

きっといずれ淘汰されていくことでしょう!

まとめ

今、まだホームページをお持ちでない中小企業経営者の皆さん!

ご覧頂いた通り、様々なデータがウェブサイトを制作し、インターネット戦略を推進することが貴社が成長するための必須条件であることをご理解いただけたと思います。

また、これから独立・開業する起業家の皆さんも、何よりも最優先にホームページを作成・開設し、いち早く経営を軌道に乗せることが重要です。

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投稿者プロフィール

渡瀬 吉朗Webマーケティングコンサルタント
戦略的Webサイト制作会社
株式会社イーエックス 代表取締役

広告関連企業にてトップセールス&トップマネージャーを経験後、経営コンサルティングファームに転職。

コンサルティングファームで企業の繁栄を考え続けたらWebマーケティングの世界にたどり着きました。

その後、株式会社イーエックスを設立し日本の経済を支える中小企業の皆さんが既得権や大企業と戦うためのWebマーケティング戦略の策定や戦略的SEO対策を提供しています。

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